子育て応援しています。

当院の職員がインタビューされました。

2020年2月14日の北日本新聞の記事です。

 

 

■発見と感動 楽しさも

 

男性が育休を取る目的やタイミングは、家庭の事情によってさまざまだ。第1子なのか2人目以降なのか。出産に合わせて取る場合もあれば、妻の仕事復帰を支えるケースもある。1カ月以上の育休を経験した県内の2人に、取得して良かった点や見えてきた課題を聞いた。 「保育所、入れないって」。2019年1月、看護師の谷口敏生さん(39)=富山市月岡西緑町=は妻の言葉に衝撃を受けた。1歳になる第4子の三男を、翌月から保育所に預けようと考えていた。ところが、定員超過で年度が替わるまでは受け入れられないとのことだった。 上の子はその保育所に通っており、三男だけ別の所に預けるわけにもいかない。入所を見越して既に職場への復帰を決めていた妻と交代する形で、谷口さんが1カ月の育休を取ることにした。勤務する病院で、男性が取得するのは初めてだった。まなかった。「妻の苦労とありがたみがよく分かった」大変だった分、得るものも大きかった。1カ月の間、ずっと一緒だった三男はすっかりパパっ子になった。家事にもだいぶん自信がついた。以来、妻より先に仕事が終わった日や休日は谷口さんが夕飯の支度と子どものお風呂を担っている。「父親として成長できた。こんなことなら1人目から取っておけば良かった」と笑顔を見せる。